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契約書でよく使われる用語:「以上/以下」「未満/満たない」「超える/超えない」

「以上/以下」「未満/満たない」「超える/超えない」は、普段の生活でもよく使う用語ですが、契約書でも頻繁に使用されます。
意図する内容を正しく表現するために、これらの用語は正しく理解して使用する必要があります。

1.以上/以下

以上と以下は、基準となる数字を含めます
例えば金額の表記の場合、
・「1万円以上」は、「1万円を含んで、それよりも上」
・「1万円以下」は、「1万円を含んで、それよりも下」
と、なります。

 

2.未満/満たない、超える/超えない

「未満」「満たない」「超える」の場合には、基準となる数字を含みません
例えば、金額の表記の場合、
・「1万円未満」と「1万円に満たない」は、「1万円を含まず、それよりも下」
・「1万円を超える」は、「1万円を含まず、それよりも上」
となります。

しかし、「超えない」の場合は、基準となる数字が含まれます
つまり、金額表記の場合、
・「1万円を超えない」は、「1万円を含んで、それよりも下」
となります。

特に「超える」「超えない」は、誤用が目立つ単語なので気を付けましょう。

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(共有物の分割請求)
民法526条
 各共有者は、いつでも共有物の分割を請求することができる。ただし、5年を超えない期間内は分割をしない旨の契約をすることを妨げない。

2 前項ただし書の契約は、更新することができる。ただし、その期間は、更新の時から5年を超えることができない。

 
※どちらも最長は5年

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